2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで、あと5年余りとなりました。この大会に向けて開催都市・東京都内の自治体では様々な市民参加のイベントが開催されています。東京23区の広報紙には、中央区の“オリンピック・パラリンピックに関する講演会 東京大会への区民参加と健康メソッド”、豊島区の“東京オリンピックのおもてなしを目指して～初心者からの英会話講座～”などの記事が掲載されました。

今回、オリンピック関連の記事のなかから、杉並区「広報すぎなみ」8月1日号の“すぎなみスポーツアカデミー スーパーキッズ講座”をとりあげます。この講座は、オリンピック出場経験をもつアスリート（アテネ五輪女子ハンマー投げ日本代表・室伏由佳さん）から“遊びながら体を動かす楽しさ”を学べると同時に、シドニーオリンピック金メダリトの高橋尚子さんの専属栄養士だった新生暁子さんから“子どもの成長サポートに役立つスポーツ栄養学”を学ぶことができます。最近は、“食育”に力を入れる自治体も多くなり、広報紙にも給食メニューコンクールや食育検定、親子料理教室など「食」に関する市民参加イベントの記事がしばしば掲載されますが、本格的なスポーツ栄養学を学べる講座はたいへん貴重です。この講座では子どもたちと一緒に保護者の方も一緒に学ぶことができます。

スポーツとともに、体づくりの基本となる食事の大切さをあらためて考える機会は、青少年の健全育成につながる大切な事業だと思います。

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