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旧川合玉堂別邸特別開園 秋のイベント「日本の自然を歌う」

島根大学研究機構戦略的研究推進センター特任助教、東京大学大学院情報学環交流研究員
本田正美

2015.09.04 広報よこはま金沢区版 平成27年9月号 神奈川県横浜市金沢区

私の生まれ育った横浜市金沢区の広報紙も登録されているので、今回はその最新号の記事から。

10月11日(日)11時~11時30分・13時30分~14時に、旧川合玉堂別邸特別開園秋のイベント「日本の自然を歌う」が開催されます。

旧川合玉堂別邸は、日本画家である川合玉堂が実際に創作・居住した別荘跡で、関東大震災の際には玉堂自身が滞在していたとされています。1995年に母屋及び表門が横浜市の有形文化財に指定され、2005年には横浜市の所有となりました。その後、地元のボランティアの協力も得て、2006年4月から毎月第1土曜日に定期的に開園してきました。私も2006年の開始当初に何度か足を運んだことがあります。しかし、2013年10月に発生した火災により別邸は全焼してしまい、現在一般公開は中止されています。そのような中で、今回は秋のイベントとして特別開園が実施されます。

金沢区は風光明媚な地として知られ、明治から大正にかけて、中央政界の大物や文化人らが別荘を置きました。例えば、金沢区の南部の臨海部にある野島公園には、旧伊藤博文金沢別邸が残されています。

旧川合玉堂別邸は、京浜急行の京急富岡駅の直ぐそば。南下して、金沢文庫駅に向かうと、そこから徒歩10分ほどで、現存する最古の武家文庫である神奈川県立金沢文庫があります。さらに、金沢文庫からは、金沢シーサイドラインの最寄り駅である海の公園柴口駅を利用すれば、旧伊藤博文金沢別邸の最寄り駅である野島公園駅まで二駅です。

いずれも金沢区が誇る歴史文化遺産で、半日もあれば十分に堪能出来ます。都心からも近いので、是非、秋の散策の候補地に。

 

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