「ゆるキャラ」ブームは、まだまだ健在。仕事柄、地方に行く機会が多いのですが、多くの空港や駅でご当地の「ゆるキャラ」が出迎えてくれますし、「ゆるキャラ」グッズは当たり前のようにお土産屋さんに並んでいます。「ゆるキャラ」は、ただかわいいだけではなく、地方創生の任もあるわけですから、どこの自治体もグイグイ押してきます。そう、あのつぶらな瞳で、みんな世界の「くまモン」の座を、虎視眈々と狙っているのです！

そんな打倒「くまモン」のための登竜門が『ゆるキャラグランプリ』です。2014年大会では、なんと1,699体がエントリーし、うちご当地「ゆるキャラ」は1,168体。企業「ゆるキャラ」は531体ですから、「ゆるキャラ」界は、地方が先導しているといっても過言ではありません。そして、ここで目立てば、イコール自治体の名前が全国、いや世界に響き渡るのです！

埼玉県広報情報でも、埼玉県の特命宣伝部長「コバトン」と、昨年生まれた「さいたまっち」の投票を呼び掛けています。

「いよいよ、『ゆるキャラグランプリ』が始まったトン！…(中略)…みんなのチカラを貸してほしいトン！」と、広報情報といえども「コバトン語」？でご挨拶。

そんなコバトンの昨年の順位は203位でした。一方昨年2位は、なんと埼玉県深谷市公認キャラクターの「ふっかちゃん」！　しっかりと深谷ネギを全国に知らしめました。…というわけで、　昨年は県が後塵を拝した感がありますが、今年の埼玉県は生まれたばかりの「さいたまっち」も一緒。さらに上位を狙えそうです。コバトン・さいたまっちを、みんなで応援しようトン！

ちなみに『ゆるキャラグランプリ』は、インターネットでも投票を受け付けています。初回のみID登録が必要で、1日1回投票ができるようです。ふるさとの「ゆるキャラ」を探してみるのも面白いですよ。

『ゆるキャラグランプリ』　投票方法

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