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山姥の里 上路で秋の味覚を味わいませんか

「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事
あんびるえつこ

2015.10.19 広報いといがわ おしらせばん No.254(平成27年10月13日号) 新潟県糸魚川市

秋から冬の初めにかけては「新蕎麦」の季節。そんな中、またまた発見してしまいました、貴重な観光情報!

新潟県糸魚川市の広報紙「おしらせばん」によると、当地で期間限定の「上路そば処」がオープンとのこと。会場となる「上路山村振興センター」は、もちろん新潟県糸魚川市ではありますが、富山県側から境川に沿って行く山里にあり、秘境の予感…。毎年、このセンターで開店しているということで、素朴なお蕎麦が味わえると、そば通の間では知る人ぞ知る存在なのだとか。お蕎麦だけでなく、上路新米ごはんや山菜なども提供してくれるので、山里の旬の味覚が存分に楽しめそうです。

ただしオープン日は、10月24日(土)~11月22日(日)の土・日曜日で、時間も午前11時~14時のみ。まさに幻のお店!というわけです。

期間限定の幻のお店…と聞いて興味深く思い、会場となる上路山村振興センターのサイトを訪ねてみると、さらに魅惑的な情報を発見。どうやら「路そば処」が開店する「上路」は、山姥の伝説がある「山姥の里」のよう。謡曲「山姥」の舞台にもなったのだとか。山姥といえば、昔子どもたちに読み聞かせした昔話「牛方とやまんば」に出てきた、人里離れたところに住む怖いおばあさんを想像しますが。でも怖さのあまり顔を覆った指の隙間からそっとのぞいてたくなるような興味惹かれる神秘的な存在でもあり…。同センターのサイトには、山姥が住んでいたといわれる自然の大岩が重なってできた洞「山姥洞」など、数々の古跡も紹介されていて想像力を掻き立ててくれます。幻のお蕎麦を食べた後、これまた幻の山姥の姿を追う…なんていう秋の一日、いかがですか?

 

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