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自治体の皆さまへ

【働く女性の注目記事】親子で老後について、話し合っていますか?


原 あさこ

2015.11.18 広報千代田 No.1411 平成27年(2015年)11月5日号 東京都千代田区

わたしの父はシニア社員として働いていましたが、とうとう退職することになりました。その後どうするのかはまだ聞いていません。わたしにはまだ小さな子がいて、月に一回、両親は孫の顔を見るのを楽しみにしています。

毎日子育てに追われているわけですが、遅ればせながら最近はたと気づきました。これは、子育て真っ最中でしかも親が高齢者という、最近よく聞く「ダブルケア」予備軍なのでは?と。昨今の晩婚化や晩産化、高齢化などの影響で、親の介護と子育ての忙しい時期が重なってしまうことを「ダブルケア」と言うそうです。働きながら、子育てと介護をして、結局は女性に負担がかかってしまい、問題になっています。

隣の県に住んでいるとはいえ、家を出て長いので、実家の自治体がどのようなサービスを行っているか知りません。実家の自治体は参加してないようですが、こういう場合もマイ広報紙は便利ですね。

千代田区では高齢者総合サポートセンターがオープンするそうです。在宅支援サービスも行うなど高齢者とその家族の支援を目的として、24時間365日相談を受け付けてくれるそう。内覧会があるらしいですが、私が行きたいくらいです。そういうことがあれば、話し合うきっかけになるかもしれません。いつまでも健康で長生きしてほしいと願いながら、両親が年老いていくことを受け入れられず、どんどん後回しになってしまう話題なのでした。

 

高齢者総合サポートセンター「かがやきプラザ」が11月24日(火)オープン!

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