【働く女性の注目記事】年末年始は、家族の合言葉を決めよう!
「振り込め詐欺」と警視庁が命名してから10年以上経ちました。高齢化が進み、手を替え品を替え、これからもっと増えてしまいそうな予感。マイナンバー関連の詐欺も出始めているようです。「振り込め詐欺」の新しい名称が、「母さん助けて詐欺」に決定しましたが、浸透しませんでしたね。振り込ませない詐欺も増えているという実情に合わせた変更でしたので、浸透すればよかったのですが……。
長野県中野市の広報紙では、振り込め詐欺などを「特殊詐欺、ひとごとじゃない!」として特集しています。対処法や実際の被害事例などが掲載されていて、勉強になりました。住んでいる自治体で実際に被害があったとなると、テレビや新聞より現実味が増す気がします。でも被害事例のように文字化されると、なぜだまされてしまうのだろうと思ってしまいます。緊迫した演技で焦りや不安などをかき立てられてしまうと、冷静な判断ができずに被害にあってしまうのでしょう。
特殊詐欺にだまされないための心得4箇条も掲載されています。対策はこれに尽きるのではと思いますので、ぜひご一読を。わたしは普段、両親と電話をあまりしませんし、用件があればメールやLINEで済ませてしまっています。こういう便利さが、隙を生んでしまうのかもしれません。
手口はわかっているから自分は大丈夫と過信せず、誰しも可能性があると危機感を持つことが大切ですね。年末年始は家族が集まるよい機会ですので、話し合って、合言葉を決めたいと思います。