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【働く女性の注目記事】スムーズな職場復帰のために、ママ自らも対策を取るのが吉!


森山まなみ

2016.01.27 広報さがみはら 平成28年1月15日号 神奈川県相模原市

産休・育休は働く女性にとって当たり前の権利でありながら、取る方も取られる方も悩みが尽きないという情けない現状の日本。マタハラや復帰後のパワハラのニュースを見聞きするたびに切なくなります。働くママを取り巻く環境は本当に難しいようです。

私はと言えば、実は3回も産休・育休を取らせていただきました。新卒で入社した会社は従業員200人ほどの中規模企業。女性社員が1割ほどと女性の派遣さんやパートさんがたくさんいて、女性を大切にしてくれていました。産休・育休もたくさんの前例があり、スムーズに取りやすい環境だったのです。
それでも、それなりに産休・育休からの復帰は大変でした。上司や同僚が快く助けてくれたことで何とか乗り切ることができ、おかげで3回も産休・育休を繰り返させていただきました。

世間では、産休・育休は迷惑だという見方も少なからずあり、復帰に悩み、ひとり奮闘するママがたくさんいます。自分が働いていたときには知る機会がなかったのですが、退職後にそれを知ったときにはショックでした。ふつうは産休や育休を取ることに、こんなにも悩み・葛藤するものなのかと…。
運よく産休・育休が取れたとして、働くママの悩みは復帰してからが本番です。保育園お迎え時間の問題や子どものケガや病気などの急なアクシデント、育児と仕事の両立などなど。同僚も目もあるし、会社に迷惑をかけないようにと苦悩するママがどれほどいるでしょう。

どうやったらスムーズな職場復帰ができるか、同僚や会社とどうやりとりしたら迷惑をかけずに仕事を進めることができるのか?復帰を控えたママには心配や疑問がたくさんあると思います。
相模原市の「産休・育休からの復帰応援セミナー」のような支援が、今の日本には必須なのではないでしょうか。

 

◆産休・育休からの復帰応援セミナー 子育てと仕事 私が輝いて生きるために今できること〈全2回〉

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