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自治体の皆さまへ

「市ごみ指定袋に掲載する有料広告を募集」

島根大学研究機構戦略的研究推進センター特任助教東京大学大学院情報学環交流研究員
本田正美

2016.01.29 広報とめ 2月号 (249号) 宮城県登米市

先週は、神奈川県大和市の「広告入り窓口封筒の無償提供者を募集」の記事を取り上げたのですが、それと同種類の記事を今週も紹介したいと思います。

今週は、宮城県登米市の「市ごみ指定袋に掲載する有料広告を募集」です。

公共のスペースなど、広告を掲げることが出来そうなところがあれば、それを売り出すという動きは広がっています。広報紙や自治体のWebサイトなどの空きスペースの販売がかなりの程度浸透しているのです。
登米市では、市の指定するごみ袋に掲載する有料スペースを募集しています。その数、約150万枚への掲載が予定されており、費用は15万円。2枠のスペース募集となっているので、袋の前と後ろの両方につき広告枠を募集しているのかと思って調べると、そうではなく同一の面に二段で広告が掲載されるようです。

掲載要綱など
(http://www.city.tome.miyagi.jp/kurashi/gomi/yuuryoukoukoku_2605.html)

先日の大和市の例では、応募に厳しい制限はありませんでしたが、登米市の市ごみ指定袋の場合、「市内に事業所、店舗等を有する法人などで、その業務内容が明確な人」という対象者の限定があるので、これを見て誰でも申し込めるというわけではありません。さらに、デザインなどに対しても審査があるようですので、実際に採用されるまでは手間がかかりそうですが、市民の誰もが使う指定のごみ袋ですので、そこへの広告の掲載は一定の効果が十分に期待されるものだと思います。

ちなみに、市内約270店舗で販売される袋ということですので、そのような店舗で働く方々の目にも触れる機会のある広告となります。
費用を越えて、地域貢献ということも考えて申し込むということもありうると思いますので、このような募集の記事がより多くの登米市民に伝わることを願って止みません。

 

市ごみ指定袋に掲載する有料広告を募集

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