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自治体の皆さまへ

【働く女性の注目記事】検診の案内は自分のからだと向き合うチャンス!


秋山ゆうこ

2016.05.05 広報新ひだか 2016年5月号 北海道新ひだか町

今回とりあげる記事は、広報新ひだかから「受けないなんてもったいない! 申込みはお済ですか? 住民検診受付中」についてです。全国の自治体では検診の取り組みを積極的におこなっています。広報新ひだかの同号でも「検診受診券を郵送します!」という記事が併せて掲載されていて、受診券の種類や使い方も丁寧に説明があります。健康診断、がん検診、婦人科系検診など、さまざまな検診が自治体の負担で受診ができるよう案内されています。
そこで、みなさん! 検診受けていますか?

世界水準でみると日本は検診受診率が非常に低い国と言われています。一例を挙げると、OECDが実施した子宮頸がん検診の受診率調査で、日本は米国の約半分ほどの受診率という結果だったそうです。医療機関も多く充実した検診制度があるにもかかわらず、受診率が低いのはなぜでしょうか。米国では、医療費を個人で負担するため病気でかかる費用に対しての意識が高いそうです。また医療保険も個人で加入するため、保険料を下げるために検診結果が重要になるそうです。一方で日本は、国の医療制度があるので個人で医療保険に入る必要はありません。検診結果を公的に求められることが少ないので、受診に結びつきにくいと言われています。恵まれた環境にあるがゆえ、検診を先送りにしてしまうのかもしれませんね。

自治体から届く受診案内は、自分のからだと向き合うチャンスです。検診で早期発見できる病気もあります。健康に過ごす毎日のために、ぜひ活用しましょう。

 

受けないなんてもったいない! 申込みはお済ですか? 住民検診受付中

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