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【働く女性の注目記事】もーすきときらい~。アイラブーーユウ!チュ~ウ! 訳:モスキート嫌い。あ、苛ぶーーん(虫+文)夕!(吸血中)!


川瀬朔良

2016.05.25 ちば県民だより(平成28年5月号) 千葉県

題の前半部分だけ読むと、愛のささやきかな?と思いますが、いいえ。あの虫の話です。

蚊が多く発生する時期になりましたので、蚊に刺されないための対策を日頃から行っていきたいですね。最近、話題のジカ熱、デング熱、西ナイル熱なども蚊を媒介して感染しますから、長袖、長ズボン、虫よけ、蚊取り線香など予防対策が必要です。犬や猫などのペットはフィラリア症などの感染の危険がありますので、やはり注意して予防しましょう。

また、蚊の繁殖しやすい環境を作らない工夫も大切です。ちば県民だよりの「蚊の発生を予防しましょう」の記事では、少量の水が溜まる状況を作らないために鉢植えの受け皿をこまめにきれいにしておくことや、雨水が溜まらないようにプラスチック容器(ペットボトル)などを片付けることが記されています。今の時期、気温が25度以上になるとわずか数日で卵からボウフラになって成虫になるので、油断せずまめに庭の手入れをしておきたいですね。家の周りがきれいに整っているとジメジメした梅雨のような天気でも気分は晴れやかに暮らせそうです。

海外では、グッピーを川に放流して蚊の幼虫を退治してもらうなど、食物連鎖をうまく利用した方法もあるとか。日本の家庭では、メダカや小鮒、金魚などがボウフラを食べてくれるので庭で飼育するという除虫も有効です。夕方になると活発化する蚊も、魚たちにとっては夕飯かもしれませんね。エコロジーな蚊予防対策です。

蚊が睡眠を妨げて困る、喘息など呼吸器疾患があって蚊取り線香が苦手、小動物を飼育していて殺虫剤の使用をできるかぎり控えたい場合、日本の伝統「蚊帳」はいかがでしょうか。 今はいろいろなカラーの蚊帳が出ています。和室だけでなく洋室やベッドにも合うデザインや色があるのです。眠りに入ろうとすると、決まってやってくる、あの煩わしい蚊のブーンという羽音に悩まされずに済み、何度も起きて殺虫する行動を削減できるのです。安眠できる環境は健康と美容とそして何よりも家族への愛が満ちますので、ぜひおすすめです。蚊帳の中では非日常の空間ができるので、愛のささやきが聞けることを期待してみましょう。

 

蚊の発生を予防しましょう

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