皆さんは、少子化という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。１人の女性が一生の間に生むと仮定した子供の数である合計特殊出生率は、1975年に2、0を下回って以来下がり続け、2005（平成17）年には過去最低の1、26まで落ち込んでいます。7月の広報よこはま金沢区版では、区の子育て指針と目標に向けた取組みが紹介されていました。その中で私が注目したのは、情報提供の中の「ママが真ん中プロジェクト」と、つながりづくりについてです。

「ママが真ん中プロジェクト」は、横浜市金沢区のママたちが主体となって、ママのためのワークショップや人材マップ、地域の子育て情報などの情報をブログやフェイスブックで提供しています。情報を受け取るだけでなく、趣味や特技などを生かしてメンバーや「ママ講師」として参加することも可能です。また、金沢区には、子育て中のママやパパが地域の人とつながりが持てる育児や趣味のサークルが約30種類あるそうです。子育ては楽しいことも多いけれど、分からないこと・困った事も毎日たくさん出てきます。そんな時に気軽に話ができる場所が地域にあったら、とても楽になれると思いませんか？　気が楽になったら自然と笑顔も出て、子供もママやパパの笑顔を見て幸せになれると思うのです。

是非、各地域で子育てを支えあっていける活動がもっと増えて欲しいと思います。そして、各地の広報の後半のページには、催し物や各種サークル紹介等が多く見られることをご存知ですか？　お近くの地域の広報もご覧になって、ご自分に合う活動内容を見つけてみてはいかがでしょうか。

子育てしやすいまちづくりのために 第３期 金沢区子育て支援の協働の指針完成！