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自治体の皆さまへ

在宅ワークを始めたい主婦も…! 気軽に活用できるサテライトオフィス

「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事
あんびるえつこ

2016.10.03 広報さんごう 平成28年10月1日 奈良県三郷町

ああ、今日は仕事したくないな…っていう日、ありますよね。私はフリーランスなので、家で1人、パソコンに向かうことが多いのですが、だれに咎められることもない環境のもと、際限なくダラダラとしてしまうこともがあります。最近では、そんな予感がするときには、パソコンを持ってファミリーレストランへ。すると、人目があるだけで、仕事がはかどるから不思議です。でもそこはファミリーレストラン、長居はできません。

そんなわけで、近くにあったらいいのに…と地団駄を踏みたくなったのが奈良県三郷町『広報さんごう』の「奈良サテライトオフィス35(さんごう)」。個人事業主や起業を考えている人が、自宅や事務所以外の第二のオフィスとして利用できるスペースだといいます。

実は、結婚、出産で一度会社を辞めたママ友達が翻訳や音声起こしの仕事、添削などの在宅ワークを始めたという話を、ここのところ立て続けに耳にしました。ネット環境がこうした多様な働き方を後押ししてくれているようです。

後押ししているのは、それだけではありません。ちょうど今、書いている記事が「配偶者控除廃止か⁉」といったテーマのものなのですが、専業主婦という形態は、どうやら過去のものになろうとしています。しかし一方で、相変わらず育児や介護を抱える専業主婦にとって、これから働くなら在宅ワーク、というのは至極当然な選択といえるかもしれません。子どもを朝早く預けに行かなくても、そして通勤ラッシュで体力を消耗させなくてもよく、隙間時間を利用して働けるわけですから。

さらに少子高齢化で、生産年齢人口が少なくなり、人材確保が困難になりつつある中、多様な仕事の在り方を企業側も提示しようと努めています。

しかし実際に在宅で仕事をしている私が思うに、前述の「やる気のない日」対策は、在宅ワーカーみんなの重大問題。「奈良サテライトオフィス35(さんごう)」のように、近くで、仕事の雰囲気に触れる中で、個人作業ができる空間というのは本当に、実感をもって貴重です。

「奈良サテライトオフィス35(さんごう)」は、仕事が目的であればだれでも利用でき、パソコンの電源も使用自由で、Wi‒Fi(無線LAN)のアクセスも可能。少量の印刷であればインクジェットプリンタも利用できるといいます。もう私にとっては十分な設備です。

こんな風に、自治体が多様な働き方を後押ししてくれるなんて…。ああ、我が家の近くにあればよかったのに!

 

試すなら、「今でしょ!」奈良サテライトオフィス35(さんごう)

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