11月になり秋が深まったと同時に、あっという間に寒さが押し寄せてきました。この季節、毎年流行するやっかいな感染症のひとつにノロウィルスがあります。広報にいがたでは、「ノロウィルス食中毒予防セミナー」が案内されています。ノロウィルスによる食中毒と予防対策を専門家から学べるセミナーです。

ノロウィルスは、急性胃腸炎を引き起こす感染力が強いウィルスで、下痢や嘔吐、発熱が続き、脱水症状から緊急搬送されるケースもあります。そして、家族から1人でも感染すると家中パニックです。数年前の我が家も、幼稚園児の長男がかかり、後始末をしていた母親の私がかかり、続いて小学生の長女と夫がかかる、とドミノ倒しのようにうつっていきました。急激に体調が変わる子どもは、布団やソファなど始末に困る場所でも嘔吐することがあります。後片付けをする大人は、マスクとビニール手袋で防御しながら作業しますが、何度も繰り返す症状に後始末が追いつきません。気がつくと家族全員が感染していた、という事はよくあることだそうです。

毎年、ノロウィルスの感染については様々な自治体から予防の呼びかけがあります。過去のマイ広報紙を検索してみたところ、平成27年12月1日号広報みやこじま『知っとこ！感染症 ノロウィルスのこと』で、発症から対処方法まで丁寧に説明がのっていました。正確でわかりやすい情報が蓄積れているマイ広報紙、過去の記事も活用していきたいですね。

ノロウイルス 食中毒予防セミナー