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自治体の皆さまへ

福井県に全国の伝統工芸が集まります!!

「自治体広報広聴研究所」代表、公共コミュニケーション学会理事、元自治体職員、東京都在住
金井茂樹

2016.11.22 おでかけふくい(イベント情報)(平成28年11月15日) 福井県

経済産業省は、伝統的工芸品の魅力をより積極的に国内外へ発信していくために、11月を「伝統的工芸品月間」と定めています。毎年、この時期には全国大会とともに各地で伝統工芸品の普及・啓発活動が行われます。NPO法人日本伝統文化振興機構によると、伝統工芸品とはその地域から産出される素材を元に、伝統的な技法と匠の技をもって作られてきたものあり、「伝統工芸品産業の振興に関する法律」で以下の5つの要件を備えるものだそうです。
(1)主として日常生活で使われるものであること
(2)製造過程の主要な部分が手作りであること
(3)伝統的技術・技法によって製造すること
(4)伝統的な原材料を使用していること
(5)一定の地域で産地が形成されていること

今回は、福井県で行われる「伝統工芸品月間国民会議全国大会」と「国際漆芸展示会」の記事を取りあげます(福井県「おでかけふくい(イベント情報)」平成28年11月15日)。伝統工芸品全国大会は福井県(越前市・鯖江市)では21年ぶりの開催で、“幸福の国『ふくい』から伝える匠の技“をキャッチフレーズに、伝統的工芸品の海外への情報発信の取組みや全国の伝統工芸品の紹介をはじめ、福井県の食品販売、体験ブースも設けられるそうです(11月25日~27日,会場:サンドーム福井)。また、鯖江市のうるしの里会館で行われる「国際漆芸展示会」は、東京芸術大学の先生を始め、日本で活躍する中国・ベトナム・オランダの漆芸作家が参加する展示会で、漆の表現の広さや可能性を感じられるものとなるそうです(12月10日まで開催)。

全国的に有名な伝統工芸品は数多くありますが、自分が暮らす地域の伝統工芸品を知っている人は少ないのではないでしょうか。どのような伝統工芸品があるのか、また、どのような経緯で誕生して、現在まで受け継がれてきたのか。地域の伝統工芸品を調べてみると新たな発見があるかもしれません。

☆越前市のたけふ菊人形マスコットキャラクターは「きくりん」です。
☆鯖江市のブランド大使は「さばにゃん」です。

 

国際漆芸展示会「三田村有純と各国の精鋭達」

サンドームに全国の伝統工芸が大集合!

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