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子育て中の「防災」

「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事
あんびるえつこ

2017.01.09 せたがやの子育てNo.39 東京都世田谷区

今年、上の子が20歳になります。まだ学生なので、これで独り立ち…という実感はないのですが、それでも親として少し肩の荷が下りたような気がします。子どもが小さい頃は、それこそ大きな肩の荷を背負い、奮闘していました。外出先ではもちろんのこと、家の中に普通にある小さな部品や、ちょっとした家具の角…といったものでさえ、子どもの命を奪いかねません。いつも気を張っていたなと思います。

通常でもそんな具合ですから、災害時に子どもを守らなければ…と考えるだけで、もう親は不安でいっぱいになってしまうことでしょう。東京都世田谷区の情報紙『せたがやの子育てNo.39』には、そうした不安に応える「防災特集」が組まれていました。この情報紙は、主に就学前のお子さんのいる家庭向けに発行されているようです。

平常時に災害の時のことを想定すると、どう行動し、どこに、何を持っていけばいいのか…といったことばかり気になってしまうのですが、ここで取り上げられていたのは、まず「子どもを落ち着かせる方法」。歌を歌ったり、落ち着くための魔法の合言葉を作ったりしておく、というものです。幸いにも子どもが小さいときに、大きな災害に合わなかった私には思いつかなかったことでした。なんでも、この防災特集の企画に協力した目黒星美学園中学高等学校は、防災教育のほか、実際に現地に出かけて行ってボランティア活動をするなど被災地支援も積極的に行っているのだとか。現地で収集した生の体験の声が生かされているのでしょう。

こうした生の情報に加え、この防災特集には、文明の利器を活用した「世田谷区 防災マップアプリ」も紹介されていました。事前に地図をダウンロードするため、通信が利用できない状況でも地図を見ることができ、GPS機能があれば最寄りの避難所や広域避難場所を検索することもできます。目下子育て中の世代は、スマートフォンを常に持っているでしょうから、こうしたアプリも役立つはずです。

子育て中は、私も本当によく広報紙に目を通していました。行動範囲が限られる分、地域に密着した生活をしていたのだと思います。そうした世代にピンポイントで、特に必要な情報を提供してくれる情報紙『せたがやの子育て』は、子育て中の肩の荷を少し軽くしてくれる存在なのではないかな、と思います。

 

防災特集

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