2月は生活習慣病予防月間です 健康寿命延伸に向け、適塩で生活習慣病を予防
毎年2月は一般社団法人日本生活習慣病予防協会が主催する“全国生活習慣病予防月間”です。生活習慣病とは「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」として定義されています。この生活習慣病予防に必要な行動は、1位がタバコ対策で、2位が減塩、3位が運動不足解消だそうです。多くの自治体では、生活習慣や生活習慣病の危険度チェックをはじめ、スポーツ教室、体力測定など、さまざまな健康増進の機会を設けています。
今回は、この生活習慣病に関連する記事のなかから宮城県登米市「広報とめ」2月号(261号)の「2月は生活習慣病予防月間です 健康寿命延伸に向け、適塩で生活習慣病を予防」を取りあげます。この記事は、生活習慣病予防のための“適塩生活”を推奨するものです。ここでは、宮城県民の食塩摂取量の現状をグラフで解説するとともに、生活習慣病予防のための塩分摂取目標量(男性8グラム未満、女性7グラム未満)、加工食品の塩分相当量や普段使用している調味料に含まれる塩分量(小さじ1杯当たりの塩分)が掲載されています。これは、食事に含まれる塩分に無関心な人にも、自分の塩分摂取量を考えるヒントになると思います。
2016年の厚生労働省の発表によると、日本の平均寿命は前年よりも男性が80.50歳から80.79歳へ、女性が86.83歳から87.05歳へと過去最高になりました。しかし、平均寿命の伸びに健康寿命(※)の伸びが追いついていないことが日本の課題であるといわれています。健康寿命に食が大きく関係していることは間違いありません。これからは、減塩も含めて“食”そのものについて、もう少し真剣に考えなければいけないと感じました。
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