政府は、重点政策のひとつとして数年前から「地方創生」をすすめています。この政策は、東京一極集中を解消し、地方の人口減少に歯止めをかけて、地方がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会、魅力あふれる地域を築くための取り組みです。多くの自治体では、地域活性化のために、地方創生総合戦略のもとでさまざまな事業を展開しています。

今回は、この地方創生に関連する記事のなかから新潟県長岡市「ながおか市政だより」平成29年2月号の「若者から ながおかの元気をつくる」を取りあげます。この記事は、長岡市が展開する“若者同士の新しい出会いの場”や“若者のアイデア・実行力で長岡の魅力をさらに高める場”づくりの紹介です。2月は、独身男女を対象にした「交流パーティー」や中学生以下を対象にした「長岡しごと体験ランド」をはじめ、魅力ある長岡をつくるためのアイデア会議である「ながおか若者会議」、「プリン長岡おやこカフェ」、「演劇ワークショップ」などが開催されるようです。ひと月の間に、子どもから大学生や子育て中のママまでが参加できるイベントは、数多くの新たな出会いをうむことは間違いないでしょう。“出会いの数だけ地域が元気になる”のだと思います。

東京都の統計によれば、東京23区の人口は平成27年1月から今年1月までに20万人以上増加しています。首都圏への人口集中はまだまだ是正される気配は見えてきませんが、地域において出会いの場が数多くあることは、着実に地域での仲間が増え、まちの活性化の可能性を高めるものだと思います。

☆新潟県長岡市観光情報
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若者から ながおか の 元気 をつくる