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【働く女性の注目記事】便利だからこそ油断は禁物。ストーブ火災を未然に防ごう


田窪 綾

2017.02.15 わいわい東区 第235号(平成29年2月5日) 新潟県新潟市東区

2月も節分を過ぎ、暦の上では春を迎えました。しかし現実は日本列島を最強寒波が襲い、連日厳しい冷え込みが続いています。背中を丸めながら帰宅し、すぐさま暖房器具のスイッチをON!という方もきっと多いことでしょう。
近年では、「火を使わず、給油や換気の手間もいらない」という手軽さから電気ストーブが売れ筋のようですが、実は火災を最も多く引き起こしているのは、この電気ストーブだということをご存じでしょうか。

東京消防庁が都民に実施したアンケート調査によると、「石油やガスを使うストーブが最も危険だ」と答えた方は8割以上。しかし、実際のストーブ火災のうちのおよそ7割は電気ストーブが出火元となっており、ここ10年間で8万人が亡くなっているのだそうです。
直接、衣服が触れなければ大丈夫だと思っていても、前面は案外、高温になっているという電気ストーブ。たった30センチの距離でも表面温度は100度に達し、5センチの距離ではなんと500度以上で発煙に至るそうです。
私もつい電気ストーブを点けたまま、うたた寝をしてしまったり、乾きにくい洗濯物を電気ストーブの上に干したりしたことがあり、思い返せば危険なことをしていたのだと、ヒヤッとしてしまいました。

便利だからこそ油断は禁物。普段からのお手入れも火災を未然に防ぐ方法のひとつです。
また、新潟市東区発行の「わいわい東区 第235号」でもお知らせしている通り、使用の際は洗濯物、障子、ふすまといった可燃物から離しておく、就寝時や外出時は必ずOFFにするなどを徹底したいものです。
家族全員が安全に使えるように、注意事項を今一度確認するのも良いかもしれませんね。

 

ストーブでの火災に気を付けて!!

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