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【働く女性の注目記事】空き家の活用、地域に住まう意味を考える


田窪孝子

2017.03.16 広報あつぎ 第1250号(平成29年3月1日発行) 神奈川県厚木市

近所にある100坪ほどの大きな家が、10年ほど空き家になっていました。
雨戸は閉まったままで、徐々に屋根や外壁も傷み出し、広い庭も雑草が生えて荒れ放題でした。住んでいた方が亡くなって以来、相続の問題で空いたままになっていたそうで、最近やっと建物の取り壊しが始まりました。

空き家の増加は日本中で深刻な問題となっています。大人の目の届かない空き家が子どもの喫煙やいじめの温床になってしまう、不法投棄の場所になるなど、さまざまな犯罪や災害につながりかねません。人口が減ってきている今の時代、家は余っていく傾向で、2015年の統計局の資料では全国の空き家率は13.5%と発表されています。

広報あつぎの空き家についての記事では、空き家を「予防」「解消」「活用」して、安心して暮らせる街を守るための取り組みが紹介されています。コミュニティカフェを開いたり、空き家マップを作ったりと、地域の人同士の触れ合いが空き家を減らすことにつながっています。

私の周りでも一戸建てからマンションに移るケースを聞くようになりました。子育てをしていた時期は広い家で伸び伸び暮らし、夫婦二人になったら、コンパクトな家で管理を楽にして負担を減らす。家族構成や年齢など状況に応じて、家を手軽にそして気軽に交換するなど、住み替えられる仕組みがあれば空き家解消にもつながるのではないでしょうか。豊かな住生活と地域の安全のためにも、住民自ら知恵を出し合って、「住み方」を考える時代がやってきたようです。

 

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