【働く女性の注目記事】知っている親だけがトクをする!通学定期券の助成制度
新たな門出を迎える春、子供の成長を見るのは親として感慨深いものですが、気になるのは「その門出にいったいいくらかかるのか」という問題です。
「教育費は一人につき1000万円」などと言われる時代、私も4月から中学生になる娘の制服やジャージ一式の代金に加え、今後かかる塾や部活の費用に戦々恐々としています。将来もし遠方の大学へ通うとなれば下宿代も考慮しなければならないのかと、小さい頃とはまた違った子育ての悩みを抱える毎日です。
そんな折、茨城県かすみがうら市で、鉄道を利用して自宅から県外へ遠距離通学する学生に向け、「通学定期券の購入費を助成する制度を創設した」という記事を見つけました。
対象者は大学、短大、専門学校などへ進学する学生。Suicaや磁気定期券の購入に限ること、最寄り駅が限定されているなど多少の条件はありますが、年度上限15万円までとかなり高額を補助してくれるとのこと。
例えば対象駅である神立駅から東京駅までを記載の算出方法で計算してみると、1年で49200円の助成金が受けられます。大学生なら4年間でおよそ25万、なるべく自宅から通わせたい親としては非常にありがたい金額です。
探してみると他にも、静岡市では昨年から都内に通う学生向けに新幹線定期券の補助があったり、大阪府堺市では鉄道2社と連携し乗り継ぎ通学定期券の補助を行ったりと、多くの地方自治体でこうした助成制度を始めています。
若者の地元離れや人口減少を防ぐことを目的としているようですが、親にとってもメリットがある嬉しい制度は、気づかずに過ごしてしまうにはあまりにもったいない!
私たちも日々アンテナを張って、かしこく利用したいものですね。