ゴールデンウィークは“ゆとり”と“思いやり”をもった運転を!!
警察庁は全国の交通事故発生件数などを随時公開しています。そこには、「月報」や「年報」とともに、「期間報」として年末年始やお盆、ゴールデンウィーク(GW)など特定の期間に発生した事故件数、死亡者数も掲載されています。交通事故発生件数と死亡者数は毎年減少傾向にありますが、GW中の死亡事故者数は、年間を通した平均より約10%も高くなっているそうです。春の全国交通安全運動(4月6日~15日)が終わったばかりですが、引き続き交通事故防止への注意が必要です。
今回は、GW中の事故への注意を促す岡山県久米南町の「広報くめなん」平成29年4月号の「ゴールデンウィークも無事故で楽しい連休を」を取りあげます。この記事では、いくつか注意点が指摘されていますが、第一の注意としてGW中の外出の際には“ゆとりのある計画を立てる”ことがあげられています。ゆとりある計画を立てることによって、ドライバーは“ゆとりと思いやりの気持ちを持った運転”ができる、とあります。連休中の事故の発生原因がドライバーの疲れやストレスといわれていますので、自分が“ゆとり”を持つことで疲れやストレスが和らぎ、他人には“思いやり”を持つことができるのだと思います。久米南町は3月号でも春の交通安全運動の記事を掲載して交通事故防止への注意喚起を行っています。多くの方が読む自治体広報紙で継続して注意喚起していくことは“安全安心のまちづくり”にむけてとても大切なことだと思います。
交通事故の月別の発生件数では12月が最も多くなっていますが、子どもの交通事故件数ピークは5月から7月です。これは、4月に新学期を向かえた後の“慣れ”による油断が事故につながるという理由といわれています。事故発生の原因は常に変化しますので、GW中のみならず連休が終わっても、事故防止の注意点を心に留めておきたいと思います。
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