【働く女性の注目記事】ぜん息児をお持ちの親御さんは絶対チェック!太っ腹な「ぜん息児水泳教室」
「ぜん息の子には水泳がいい」。多くの方が聞いたことのある言葉ではないでしょうか。
私の長男には軽いぜん息の症状があるようです。はっきりと「ぜん息持ちです」と診断されたことはないのですが、運動をするとよく咳をしています。特に、寒い季節に外を走り回ると、咳が出ることが多いなと思っていました。実は「寒い冬に外を走り回ると咳が出る」という症状と「ぜん息の子には水泳がいい」というのには、密接した関係があるのです。
運動をすると、人は「口呼吸」になります。ぜん息の子が、特に寒く乾燥した季節に運動をすると、口呼吸によって気管支内の温度と湿度が低下。気管支が縮んで痰(たん)が張り付き、呼吸が苦しくなるのです。一方で、ぜん息の治療には運動をして呼吸器を鍛えることが重要なことも事実。そこでオススメなのが「水泳」なのです。水泳は水面間際で呼吸するため、湿度の高い空気を吸うことができます。また、たいてい水泳教室は室内の温水プールで、室温も高めに設定してありますよね。そのため、常に温かく湿度の高い環境で、全身運動ができるわけです。
実際、私の長男も水泳教室に通っていますが……。正直、月謝が高いというハードルもあります。そんな時に見つけたのが、東京都葛飾区で行っている「ぜん息児水泳教室」です。なんと費用は傷害保険料720円のみ! しかも、医師・看護師が常駐し、全36回も参加できるとはなんとも太っ腹! 葛飾区以外にも、港区・足立区・大阪市・北九州市・名古屋市などなど、他の自治体でも同様の「ぜん息児水泳教室」が開かれています。ぜん息児をお持ちの親御さんたち、絶対チェックですよ!