【働く女性の注目記事】今年の蚊対策は根本から!
ジメジメした梅雨の季節は湿気やカビなどのトラブルがつきものですが、なんと蚊の繁殖期でもあります。蚊は刺されるとかゆみが出るだけでなく、デング熱や日本脳炎などの恐ろしいウィルスを媒介するので注意が必要です。蚊に刺されないためには、虫除けスプレーなどの対策の他、身近な場所での蚊の発生を防ぐことも有効です。では、蚊はどのように発生するのでしょうか。蚊は水たまりなどの水面に数十~数百個もの卵を産みます。そして、2~3日で幼虫のボウフラとなり、およそ10日でサナギへ変化、その後3~5日で私たちを刺す厄介な蚊へと成長してしまうのです。つまり、蚊の発生には水たまりが不可欠です。我が家に水たまりなんてないのに、蚊が湧いてくる、と不思議に思う人はいませんか?墨田区のお知らせ「すみだ」の広報によれば、屋外の植木鉢の受け皿、バケツ、食品トレーなどの容器、落ち葉で詰まった雨どい、古タイヤ、防水シートのたるみ等にたまった少量の水でもボウフラは生育できるそうです。思い当たる箇所があった方は、今すぐ片付けて蚊の発生を防ぎましょう。
どうしても水のたまりやすい場所がある場合、家庭の身近な製品でボウフラの発生を抑えることもできます。銅イオンにはボウフラの成長を妨げる作用があり、毎日水やりをする鉢植えの受け皿などに10円玉や銅板を入れておくと効果的です。また、中性洗剤や漂白剤、油には、水面に膜を張りボウフラの呼吸を妨げる効果があります。
ぜひ、参考にしてみてください。