半田の七夕まつりを楽しもう!
もうすぐ7月。七夕が近づいてきました。七夕の起源は日本古来の豊作を先祖に祈る祭(現在のお盆)に、中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う乞巧奠(きこうでん)などが習合したものと考えられています。七夕は、中国では漢の時代に編纂された詩編にも登場し、日本では奈良時代に宮中行事として行われて、万葉集にも七夕を詠んだ歌が残っているようです。この時期、広報紙にも各地の七夕イベントの紹介記事が掲載されます。
今回は、七夕に関係する記事のなかから、愛知県半田市の「はんだ市報」6月15日号(NO.1450)に掲載された「いいかも!半田~七夕の節句~市内各地で七夕まつりを楽しもう!!」を取りあげます。この記事は、半田市各地で7月1日~2日にかけて行われる七夕イベントの紹介です。ビール工場として明治31年(1898年)に建てられた“赤レンガ建物”で行われるイベントは、交響楽団や市民によるコンサート、第九の合唱など、市民も参加する芸術的色彩をもつもののようです。また、日本固有の文化である「日本酒」の知識と酒造りの道具や先人の技を文化遺産として伝承するために開設された“國盛 酒の文化館”では、「酒蔵の七夕の節供」と題して限定酒の試飲などが行われます。いずれも、お酒と長い間かかわってきた半田市ならではイベントといえそうです。このほかにも期間限定で“七夕寿司”が販売されていますので親子で一緒に楽しめそうです。
各地の七夕祭りは、7月7日または月遅れの8月7日前後に行われていますので、広報紙にはこれから七夕イベントの記事が増えてくると思います。マイ広報紙ホームページには「七夕特集」が掲載されていますので、近くのイベントが見つかるかもしれません。梅雨の季節ですが、イベント当日はぜひ晴れてほしいものです。
☆愛知県半田市の観光情報
半田市のイベント、観光スポット、歴史・文化などを紹介した「半田市観光ガイド」ホームページ(半田市観光協会)はこちらです。