【働く女性の注目記事】和ブーム到来。夏のおしゃれは、「ゆかた」で粋に!
夏の風物詩である花火大会や夏祭りで、ゆかたを楽しむ季節になってきました。着物より道具が少なく、男性も女性も気軽に和のおしゃれができるのがいいですね。しかしながら、着崩れせず粋に着こなすのは意外と難しいものです。平成29年6年20月号金沢市広報「いいね金沢」では、ゆかたを着てみる和装礼法親子教室が案内されています。着付けだけでなく、和装のときのマナーを教えていただける貴重な機会です。
もともと浴衣(ゆかた)とは、平安時代の入浴着、湯帷子(ゆかたびら)が原型といわれ、江戸時代に銭湯帰りの湯上り着として庶民に定着したそうです。綿や麻の生地に、麻の葉、牡丹、菊、朝顔といった古典的な柄が染め抜かれた浴衣で、夕涼みや夏祭りに出かける江戸の暮らしが目に浮かびます。現代では、汗を吸収する天然素材から、洗濯機で洗える化繊の扱いやすい素材など様々な浴衣が販売されています。柄もカラフルなプリント地やこだわりのブランド浴衣など豊富です。手頃な価格のものも多く、洋服感覚でシーンに合わせて楽しめるのも嬉しいです。
2020年の東京五輪に向けて和ブームが到来しています。外国から来たお客様に、日本の伝統衣装「浴衣」を体験してもらうのもコミュニケーションのきっかけになるでしょう。まずは、私たちが日本文化を知り、その歴史にふれることから初めてみると良いかもしれません。きっと、今まで気が付かなった新しい「日本」に出会えるはずです。