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【働く女性の注目記事】未来に残したい夏の風物詩「花火大会」。私たちができることとは?


田窪 綾

2017.08.02

夏休みに入り、夏のレジャーを楽しむ機会が増えてきました。昼は海やプール、そして夜空を艶やかに彩るのはやっぱり花火ですね!この時期は日本各地で開催されていますが、川崎市で育った私にとっては、花火大会と言えば今年で76回目となる歴史を持つ「川崎市制記念 多摩川花火大会」。39回目にお隣の東京・世田谷区と連携開催になってからは、多摩川をはさんで東京側と神奈川側で打ち上げられる花火の風景を同時に楽しむことができるようになった、ちょっと珍しい花火大会なのです。

私も毎年楽しみにしていた市民のひとり。小さい時は両親と手をつないで、中学生になってからは友人と会場の河川敷を毎年訪れていました。花火が打ち上がるまで、両親と夜空を交互に見上げながら今か今かと待ったあのワクワク感や、お腹の底に響く音、大輪の花火を友人と並んで見た思い出は今も色あせず心に残っています。

今年は川崎市人口150万人突破、世田谷区は区制85周年というおめでたい年。「かわさき市政だより」によると、毎年人気の音楽同調プログラム「ハナビリューション」のほか、記念の仕掛け花火が予定されているなど、ちょっと特別なプログラムも予定されているのだそう。

近年ではさまざまな理由により、中止や延期を決定する花火大会も多くなってきました。予算確保が難しいためということもありますが、理由の一端には来場者数の増加により安全性が確保できなくなったことや、場所取り、ゴミの置き去りなどのマナー問題も関係しているようです。
歴史ある夏の風物詩。ぜひ今の子供たちが大人になってからも続けていってほしいお祭りです。息長く開催される大会になるには見る側の私たちの心がけも大切なのではないでしょうか。まずはひとりひとりがマナーを守って観覧したいものですね。

 

ことしは少し特別な夏

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