【働く女性の注目記事】生まれる前から“ウェルカム”な場所。~子育てに図書館を~
「今日のお出かけ先、授乳やおむつ替えができる場所はあるかな?」
そんな心配をされる赤ちゃん連れのママは多いはず。かくいう私もその一人でした。
当時の記憶がよみがえると共に、こんな図書館がある町で子育てができたら幸せだなと思える記事と出会いました。
北海道本別町発行の広報ほんべつ2017年8月号では、図書館が赤ちゃんや小さい子ども連れの方向けに施設改修された様子や、絵本による赤ちゃんのことば育て、心育てを応援する取り組みが紹介されています。
本別町図書館では施設改修により、ママの声に応えて授乳室ができ、女子トイレにおむつ替えシートと着替え用ボードが設置されました。
なかでも「いいな!」と感じたのは、男子トイレ内にも子ども用の補助便座が設置されたという点。これでパパも子どもも安心してお出かけできますね。
また本別町図書館では、赤ちゃんがおなかの中にいる時からの読み聞かせをおすすめされています。職員さんのお手伝いのもと、生まれてくる赤ちゃんのためにはじめての絵本を手作りしたり、妊婦さんにぜひ読んでもらいたい本20冊を選んだセットも貸し出されたりしているそうです。こちらはなんと返却期限がなく、「読み終えたらお返しください」とのこと。体調に変化の多い妊婦さんにとって、うれしい配慮ですね。
生まれる前から、あたたかく迎えてくれる場所が地域にあるって、素晴らしいですね。
現在、私の住んでいる町は図書館の建て替え工事中。建物が新しくなるだけでなく、さまざまな世代の人たちにとって、ほっとできる場所になるよう願っています。