【働く女性の注目記事】火災は他人事ではありません。消防・防災フェアを通して予防対策を!
「火災は他人事だと思っていませんか」。広報東広島(平成29年10月号)「消防・防災フェアに来るんジャー!!」の記事から問いかけられました。
大雨や台風被害、地震など自然災害のニュースが絶えない昨今、日頃から防災意識を高く持ち、いざというときのために準備をしているという声を多く聞きます。しかしながら、「火災は?」と聞かれるとどうでしょう。なぜか身近で起きることではないように感じ、油断しているかもしれません。
実際の火事に直面したら、冷静に対処することはできるでしょうか。
先日、我が家のマンションで防火設備点検がありました。点検会社の方に、ベランダの避難はしごの降ろし方や降り方を教えていただいたのですが、パニック状態の火災時に、足場が不安定な慣れないはしごで降りることを想像すると恐怖心でいっぱいになりました。ましてや、小さな子どもやペットを連れて降りるとなると身軽に動くこともできません。訓練で経験しておくことやイメージトレーニングが、命を守るために大切だと実感した出来事でした。
記事では、「火災に『まさか』はありません」と、消防局予防課長の山中さんがお話ししています。我が家が火事で焼失するなんて想像を絶する事態が、現実になってしまうこともあり得るのです。火災の恐怖と防災の重要性を体験できるイベントを通して、緊急の状況でも慌てず平静に対処する術を身に着けることが大切です。