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逗子海岸が青く光る⁉ “幻想的なイベント”の可能性

「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事
あんびるえつこ

2017.10.09 広報ずし 平成29年10月号 神奈川県逗子市

 私が生まれ育った神奈川県横須賀市は三浦半島に位置するため、日常的に海を目にして過ごしてきました。都会に住む多くの人は、夏になると海を訪れるのですが、私がいちばん素敵だと思うのは、秋から初冬にかけての海。それも夕方から夜にかけての海です。

 波は次々に打ち寄せられるのに同じ波はふたつとなく、また刻々と変わる太陽の光に照らされて、絶えず変化してく様子がなんとも芸術的で、ぼーっと長時間眺めていたものです。

 今回ご紹介するのは、海育ちの私がイチオシの“秋の海”が堪能できるというイベント「NIGHT WAVE 光の波プロジェクト」です。神奈川県逗子市の広報紙『広報ずし 平成29年10月号』に掲載されていました。逗子市は横須賀市の隣。会場である逗子海岸は、もう数えきれないくらい訪れた馴染みの場所です。

 「NIGHT WAVE 光の波プロジェクト」は、波があたかも青白く発光しているように演出するメディアアート作品が無料で見られるイベント。静かに波打ったり、力強く波打ったり…自然の海の動きが、青い光で彩られるなんて、なんて幻想的なのでしょう。自然と人のコラボレーションというわけです。

 仕事で訪れた日本の各地の海を見ると、横須賀の海との違いに驚かされます。同じ太平洋側でも高知県で見た海は荒々しく、また同じ日本海でも島根県や鳥取県で見たひんやりとした海と、石川県能登半島で見た白波立つ海も違った印象でした。

 そこで思ったのです。この「NIGHT WAVE 光の波プロジェクト」が全国の海を巡ったら、また全然別な芸術作品となるに違いない、マイ広報紙をご覧になっている各地の方にご注目していただけたら…と。そんなことを考えて、実は本日(2017年10月9日)が同イベントの最終日にもかかわらず、海好きのひとりとしてコラムに書かずにはいられなかった…という次第です。

 青く光る波の美しさは、「光の波プロジェクト」のHPで見られます。皆様もぜひ!
「光の波プロジェクト」 http://night-wave.com/

 

逗子海岸が幻想的に「NIGHT WAVE 光の波プロジェクト」

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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