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インフルエンザ流行の季節~マスク着用は社会を守ること!

「自治体広報広聴研究所」代表、公共コミュニケーション学会理事、元自治体職員、東京都在住
金井茂樹

2017.10.10 長野県中野市「広報なかの」平成29年10月号 長野県中野市

先日、テレビのニュース番組で今冬の流行に備えたインフルエンザワクチンの供給量が例年より少なくなるとのニュースが報道されていました。これは当初選んだワクチン製造株(ウイルス)の増殖が悪いことから、途中で別のウイルスに切り替えたことが原因だそうです。厚生労働省は「13歳未満は2回接種が必要だが、13歳以上は原則として接種は1回にする」ようにと呼びかけています。今年も10月に入り、徐々に自治体広報紙にもインフルエンザ予防接種に関連する記事が見られるようになってきました。

今回は、そのなかから長野県中野市の「広報なかの」平成29年10月号に掲載された「インフルエンザ予防接種~予防接種を受ける際の注意点について~」を取りあげます。この記事では、インフルエンザの予防接種を受ける際の正しい知識の必要性と接種前後での注意点が説明されています。たとえば、当日に発熱がある人やこれまで接種後に発熱やアレルギー症状が出たことがある人は予防接種を受けられないとあります。また、接種後についても、
● 接種後30分間は急な副反応の可能性があるので医療機関と連絡を取れるようにする
● 接種後24時間以内はワクチンの副反応(体調不良)に注意する
● 激しい運動や大量の飲酒を避ける
● 注射した部位を強くこすらない
といった注意点が説明されています。子どもが接種した場合には、少なくとも当日は保護者の注意が必要なようです。

「東京都感染症情報センター」ホームページには今年の9月以降にインフルエンザによって臨時休業になった小中学校の数が掲載されています。すでに、一部の地域ではインフルエンザの感染が広まっているようです。ウイルスは、くしゃみや咳によって数メートル飛び散ります。社会全体を守るためには、マスク着用がますます重要になってきていると思います。

☆長野県中野市の観光情報
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インフルエンザ予防接種~予防接種を受ける際の注意点について~

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