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自治体の皆さまへ

マイナンバーカード作成していますか?

東京工業大学環境・社会理工学院研究員/東京大学大学院情報学環客員研究員
本田正美

2017.10.13 広報あこう 2017年10月号 兵庫県赤穂市

 ここ最近、ピックアップ広報で取り上げる記事を探すために各地の広報紙の記事を閲覧するなかで、マイナンバーに関する記事が目に触れる機会が増えているように思います。今秋からマイナンバー制度の一端を担うマイナポータルの運用が開始されると言われており、それに合わせて、政府も積極的に広報を行っているということが関係しているのかもしれません。

 例えば、兵庫県赤穂市の広報紙には、「持っていますか? 知っていますか?マイナンバーカードでできることがあります!」と題して、詳細な記事が掲載されています。
 マイナンバーカードの利用方法やマイナポータルの概要、そして、10月15日からは赤穂市の図書館で本の貸出にマインナンバーカードが利用できるようになることについて、それぞれ説明がなされています。合わせて、マイナンバーカード自体の説明や申請方法についても詳しく紹介されています。
図書館での利用については、「図書館では、マイナンバーの利用は一切しません。」と広報紙の記事にも明記されているように、マイナンバーを利用するのではなく、マインナンバーカードに搭載されたICチップの空き領域を利用することになります。このあたりについては十分な理解が広がっていないように思いますので、この赤穂市の記事のような簡潔かつ的確な説明は大変有用です。

 このマインナンバーの件のように全国的に導入が進むものについては、自分の住んでいる自治体の広報紙だけではなく、全国の各地の広報紙でも詳しい説明がなされているので、それらも活用しながら、新たな制度についての理解を深めたいところです。

 

持っていますか? 知っていますか?マイナンバーカードでできることがあります!

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