【働く女性の注目記事】認知症ケアの新しい取り組み 「認知症カフェ」
春に認知症サポーター養成講座を受けました。ただ、認知症について知る初歩的なもので、次の段階に進む講座というものが特になく、その時はそれで終わってしまいました。
その後、「広報えびの お知らせ版 平成29年10月号」で、次のような記事を見つけました。認知症に関することや介護の悩みなどを相談しあえる場が、認知症カフェ「よかとこ」で定期的に開催されているとのこと。
厚生労働省は2015年に新オレンジプランを発表し、その中で認知症カフェの開設について言及しています。それはイギリスやオランダで行われているものを参考にした日本ではまだ新しい取り組みのようです。いわゆる「デイサービス」とは異なり、介護される人と専門の職員だけではなく、家族や市民ボランティアも参加できる場だそうです。市民ボランティアは、研修や実践などを通して認知症への理解を深めた人たちです。前述した講座が、このようなボランティアへとつながるのかもしれません。カフェによってスタイルは様々ですが、認知症にかかわるすべての人に開かれているというのは素敵です。
ボランティアの育成や専門家の配置、運営の仕方など課題はあるようですが、2018年度には各市町村での開設を目標としているとのことなので、今後増えていくことでしょう。いつか私が認知症を発症するかもしれませんし、あるいは、その家族になるかもしれません。そんな時、このようなカフェが近くにあると心強いと思います。私の住んでいる地域にはまだないようですが、いつか何らかの形でカフェに参加できればと思います。