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【働く女性の注目記事】あたたかい心も届く、「声の広報」


根木山牧子

2017.11.01 広報とめ11月号(270号) 宮城県登米市

“未来のラガーマンを夢見る子どもたち。ボール片手に歯を食いしばり、ゴールを目指す、ちびっ子ラガーマン。それを追いかけ、阻む二人のラガーマン。もう、心は五郎丸でしょう。思わず「がんばれ!」と声が出そうです。”

これは宮城県登米市の広報とめ11月号を音声データにした、「声の広報」からの一節です。子どもたちが真剣にプレーする姿や表情が目に浮かび、会場の熱気までもが伝わってくるようですね。

この「声の広報」、目の不自由な方に届けられているものですが、市のホームページから誰でも聞くことができます。実際に聞くまでは、広報紙に掲載されている文字をそのまま音声化したものだと思っていましたが、違うのですね。

11月号を再生すると、表紙の写真がミニラグビー大会のワンシーンであることが伝えられ、冒頭でご紹介した内容に続きます。
1枚の写真の光景をリスナーがいきいきと思い描けるように伝えたい…そんな、送り手のあたたかい思いを感じました。

登米市の「声の広報」を制作しているのは、広報とめ11月号「ときめき人」のコーナーで取り上げられている、ボランティアグループ「ハートウェーブ」のみなさんです。
「作り手の思いやメッセージをしっかり届けたい」と、特集や人物紹介などは、しっかり読み込んでから収録に入るとのこと。

私たちは毎日たくさんの情報に触れ、受けとったり発信したりしています。
今回の記事で「声の広報」と出会い、受けとる相手に伝わるよう、心を込めて届けたいと改めて思いました。

 

ときめき人

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