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【働く女性の注目記事】生活の声を届ける『パブリックコメント制度』に注目


秋山ゆうこ

2017.11.02 広報なすしおばら 平成29年10月20日号(ナンバー308) 栃木県那須塩原市

 行政や地方自治体などが、公に意見募集をするパブリックコメント制度。みなさんは、気にかけたことがありますか?

 広報なすしおばら 平成29年10月20日号では、『市民意見募集 ~パブリックコメント~ 計画に対する皆さんの意見を募集します』という記事で、那須塩原市で取り組む3つの計画案について意見を募集しています。

 パブリックコメント制度は、1990年代の後半に中央省庁で導入され、全国の自治体や政府機関が委託する研究所などにも広がりました。多様でよりよい政策決定をするための意見募集が目的で、「パブコメ」という通称も定着しています。

 パブコメの良いところは、多数意見の賛同を求めるわけではなく、少数意見や考え方の経緯を届けられる点にあると思います。例えば、那須塩原市の案件のように、幼児期の教育や保育、地域の子育て支援事業の計画についての意見募集は、子育て中の家庭にとって身近な案件です。「いま必要と感じていること」「変化を求めていること」をダイレクトに伝えることができ、未来の生活をより良くしたいという思いを表すことが可能です。

 私たちの暮らす町で、私たちの税金がどのように使われて暮しに還元されるのか、しっかりと意見を届け、議論を見届けることも大切な役割です。パブコメで行政参加の一歩を踏みだしてみませんか?

 

市民意見募集 ~パブリックコメント~ 計画に対する皆さんの意見を募集します

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