【働く女性の注目記事】パラリンピックを通して、障害と健常の境が無い社会を目指していきたい
2020年東京オリンピック開催が、あと3年と近づいてきました。せっかくの自国開催、私も競技会場に足を運び、興奮を直に味わってみたいと夢が膨らみます。そしてオリンピックと一緒に開催されるのがパラリンピック。私が子供の頃と比べて、注目度がどんどん上がっている気がします。
そんな中、ちば県民だより・11月号の「パラスポーツフォーラム in CHIBA(ちば)2017」が開催されるという記事を見ました。千葉県旭市内の中学生と、近隣の特別支援学校生徒を対象に行われる、障害者スポーツを体験するイベントです。ゴールボールという競技のパラリンピック元代表・高田朋枝さんを講師として招き「障害」「夢・目標」について考える授業も行われます。
調べてみると、このような障害者スポーツのイベントは、東京パラリンピックに向けて年々増えていっているのだそうです。
私が子供の頃、学校に障害者学級がなく、障害者の方々と触れ合うことはほとんどないまま大人になりました。子供を産んで、日中を町中で過ごして初めて、世の中にはたくさんの障害者がいて、社会に溶け込んで暮らしているのだと気付きました。恥ずかしい話ですが、自分とは関係ない世界のように感じていたのです。
このイベントのように、子供の頃から障害者やそのスポーツについて学ぶのは、とてもよいことだと思います。今の若い世代の子供たちには、このようなイベントを通して障害を身近に感じ、障害者と健常者のその境が無いような社会を作っていって欲しいな、と思いました。