【働く女性の注目記事】気をつけて!暖房器具での“ヒヤリ”を防ごう
冷え込みが厳しくなり、暖房のぬくもりにほっとする季節になりました。
冬場には欠かせない暖房器具ですが、西蒲区役所だより「にしかん」の記事、「毎年、冬になると暖房器具による火災で命を落とす方がいます」を読んで、数年前にヒヤリとした出来事を思い出しました。
その日の就寝前、電気ストーブで寝室を暖めていたのですが、なんだか焦げくさい…。ふと、臭いのするほうを見ると煙が出ています。すぐに気づいたこともあり、掛け布団のカバーが少し焦げただけで済んだのですが、もし発見が遅れていたらと思うと冷や汗が出ました。
東京都生活文化局の「ストーブの安全な使用に関する調査報告書」によると、「火災の危険が高いと思うストーブは?」との問いに、「石油ストーブが一番危険」「電気ストーブは他よりも危険と思わない」と答えた人が、合わせて8割を超えています。
ところが実際には、平成28年のストーブ火災のうち76%が電気ストーブによるものでした。
東京消防庁が行った実験では、電気ストーブの前面10cm以内では、ストーブに接していなくても、燃えやすいものから発火する可能性があるそうです。
「うちに限って大丈夫」という過信は禁物ですね。外出時や寝る前にはストーブを消す、使わない時は電源プラグをコンセントから抜く、燃えやすいものは近くに置かないなど、火の元に十分気をつけ、寒い冬をあたたかく乗り切りましょう!