寒い季節。“脳卒中を疑う症状”をしっかり確認しておこう。
毎年2月は一般社団法人日本生活習慣病予防協会が主催する“全国生活習慣病予防月間”です。生活習慣病とは食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群とされています。寒くなると血圧が高くなり脳卒中が発症しやすくなるため、生活習慣病の方はとくに注意が必要です。この時期、自治体広報にも健康管理のための様々な記事が掲載されています。
今回は、健康管理に関する記事のなかから島根県出雲市「広報いずも」2018年2月号の「気温の下がる冬こそ脳卒中の予防と早期発見を!」を取りあげます。この記事は、出雲市での脳卒中の予防対策の解説です。出雲市の脳卒中の発症率は島根県全体と比較すると男女ともに高い水準にあり、その対策が急がれているようです。予防対策として、(1)自分の血圧を知る、(2)自分の脈を測る、(3)適切な生活習慣を心がける、ことがすすめられています。ここでは、血圧が135/85mmHg以上の状態が続く場合や脈が一定のリズムではない場合など、医師に相談する目安が示されています。また、掲載されている“脳卒中を疑う症状”はぜひ知っておきたい情報です。
生活習慣病は健康長寿を妨げる最大の要因のみならず、医療費にも大きな影響を及ぼします。予防のために必要な行動の第1位は、禁煙を含めた“たばこ対策”、2位が減塩、3位が運動不足解消だそうです。今年は最強寒波が次々と日本にやってきています。しっかり寒さ対策を行い、この冬を乗り切りたいと思います。
※脳卒中は脳出血やくも膜下出血、脳梗塞などの総称。
☆島根県出雲市の観光情報
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