自治体の広報媒体を調べてみよう!
自治体の広報活動では、広報紙やポスターをはじめ、テレビ、ラジオ、ホームページ、フェイスブックなど、様々な媒体が活用されています。しかし、自治体が伝えたい情報が住民になかなか伝わらないのが現状のようです。規模の大きさを問わず、どの自治体においても“どうしたら伝わるか“という課題はとても重要になってきています。
今回は、情報発信に関連した記事のなから東京都中野区の「なかの区報」2018年3月20日号の“中野区の情報を入手したい時は紙・電子媒体などの組み合わせで、必要な情報を入手しましょう”を取りあげます。この記事は、現在、中野区が活用している様々な広報媒体の紹介です。中野区は、紙を使ったものとして“なかの区報”、“生涯学習スポーツ情報紙「ないせす」”をはじめ、チラシ・ポスターを発行しています。インターネットを使ったものとしては、区に関する幅広い情報を網羅した公式ホームページに加えて、観光や子育てに特化したホームページも開設しているようです。また、スマートフォンやタブレットで手軽に使える“ごみ分別”や“わが街事典“といったアプリやメールマガジンもあり、緊急時にはツイッターや防災無線も活用するそうです。私たちには自治体が活用するすべての広報媒体を知る機会がほとんどないので、この広報媒体一覧は自治体の情報を探すうえでとても役に立ちます。
自治体が行う広報活動には“情報を必要としているすべての人に伝える”という理念があります。住民の価値観やライフスタイルが多様になっている社会では、“伝える”ということはますます難しくなっているのかもしれません。自治体には、この困難な課題の解決に向けて創意工夫を続けていってほしいと思います。
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