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自治体の皆さまへ

政策広報をじっくり読んでみよう!

「自治体広報広聴研究所」代表、公共コミュニケーション学会理事、元自治体職員、東京都在住
金井茂樹

2018.04.10 広報はんのう 平成30年4月1日号 埼玉県飯能市

自治体の広報は、その内容によって「お知らせ広報」と「政策広報」に区分されます。お知らせ広報は主に行政サービスやイベントなどの情報であり、政策広報は地域の課題や背景、政策・施策などの情報です。広報紙の記事の多くはお知らせ広報ですが、政策広報は自治体にとって大切な広報のひとつです。

今回は、政策広報の記事のなかから埼玉県飯能市の「広報はんのう」平成30年4月1日号の“公共交通をみんなで乗り支えよう!未来のために、今できること!”を取りあげます。この記事は、いま飯能市が抱える公共交通にかかわる課題とその解決に向けての取組みの解説です。ここでは、まず現状として公共交通の利用者である生産年齢人口の減少予測と自動車登録台数の増加傾向を示したうえで、将来の公共交通が減少する可能性を示す“負のスパイラル”が説明されています。そのうえで、この課題に対する解決策が示されます。それが「飯能市地域公共交通網形成計画」です。これは今年度からはじまる5か年の計画で、行政と市民と事業者が協働して、“公共交通を守る・育てる・つくる”という方針のもとに実行されるようです。年間1人プラス3往復を目標とする“路線バス座席満杯作戦”、“事業者のお得なバスチケット販売”、“バスルートマップの配布”、“イベントの開催”といった事業が展開されるということです。ともすれば難しくなりがちな政策広報ですが、この記事はとてもわかりやすく、読みやすいものになっていると思います。

政策広報は、限られた紙面のなかで地域の課題を正しく伝え、地域の方に問題意識を共有してもらい、その解決策を地域のみんなが一緒になって実践する。政策広報はまさに市民参加につながる広報として大きな意義があります。

☆埼玉県飯能市の観光情報
飯能市のイベント、観光スポット、食、宿泊、歴史・文化などを紹介した奥むさし飯能観光協会「はんのう。いい塩梅」はこちらです。

 

公共交通をみんなで乗り支えよう!未来のために、今できること!

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