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広報はくば 500号記念特集 時代とともに歩み…アプリでも配信開始!

「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事
あんびるえつこ

2018.05.28 広報はくば 2018年5月号 Vol.500 長野県白馬村

 長野県白馬村の『広報はくば 2018年5月号』は記念すべき500号ということで、紙面では「広報はくば 500号記念特集」が組まれていました。

 「広報はくば」が創刊されたのは、昭和31年の白馬村誕生から14年後の昭和45年。以後48年間にわたり、「広報はくば」は、村の歴史とともに歩んできました。この間、白馬ジャンプ競技場が造られ、長野オリンピックが開催され、白馬村から多くのオリンピック選手も誕生しました。

 そして500号を発行した今年度(平成30年度)は、インターネットやアプリで「広報はくば」の配信を開始。時代に合わせて情報発信の方法、内容の充実が図られています。

 こうした白馬村の挑戦する姿勢は、500号の掲載記事にも反映されています。「しろうま Pal House(白馬高校寮)ハウスマスター就任」「しろうま學舎講師就任のあいさつ」の2つの記事は、いずれも長野県白馬高等学校に関するものです。白馬高等学校は、少子化で生徒数が減少し統廃合の対象となったものの、地域ぐるみで支援し、コミュニティ・スクールとして運営することになったという経緯のある学校。同校は、こうした変革の中で、地域資源を活用して「国際観光科」を新設し、生徒を全国から募集するという試みを始めました。「しろうまPal House」は、そんな全国各地から集う生徒のために設けられた白馬村、小谷村で協力して運営する寮なのです。

 また、塾などが少ない地域性を考慮し、この地域で学ぶ生徒のために公営塾「しろうま學舎」を白馬村と小谷村が協力して白馬高等学校内で運営。生徒一人ひとりが希望する進路を目指せるような体制も整えました。

 この500号目の「広報はくば」には、くしくも未来を担う子どもたちを地域ぐるみで育てようという思いを込めて作られた、「しろうまPal House」、「しろうま學舎」に着任された方々の記事が掲載されたというわけです。

 この記念号には、これまでの歩みを振り返るかたちで、創刊号、100号、200号、300号、400号などの内容が紹介されています。600号、700号…といった記念の号では、きっとこの500号も紹介されることになるでしょう。そのときには、白馬村はもとより、世界各地に散らばって活躍しているであろう「しろうまPal House」や「しろうま學舎」の卒業生がインターネットやアプリで広報紙を読み、懐かしく青春時代を振り返るのかもしれません。白馬村のさらなる発展を私もお祈りしています。

 

広報はくば500号を迎えました!広報はくば500号記念特集1

広報はくば500号を迎えました!広報はくば500号記念特集2

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