【働く女性の注目記事】これからは「勉強=楽しいもの」!? 今どきの学習スタイルを知る
来年小学生になる息子のもとに、入学準備号と称して学習教材が届きました。教材を開けてみて親の私がビックリ! 目に飛び込んできたのは、写真いっぱいの参考書でもなく、かしこまった計算ドリルとかでもなく、携帯できる電子機器でした。ポータブルゲーム機のような“それ”は、一瞬で息子の心をわしづかみ。暇さえあればひらがなや数の勉強をゲーム感覚で進めています。その姿を見て、時代の流れを感じずにはいられませんでした。
岡山県・広報津山8月号の記事『津山っ子のICT教育 今日はどんな授業かな?デジタル教科書で楽しく学習』によると、津山市では、市内の学校に「デジタル教科書」や「プロジェクタ」「指導用タブレットパソコン」などのICT(情報通信技術)機器の導入を本格的に開始、すべての小中学校の授業で活用できるよう進めているそうです。デジタル教科書は、学生の紙の教科書と同じ内容をスクリーンに映し出して説明できるもので、立体の図形を画面上で回転することも可能。視覚的に理解しやすく、また、教材を短時間で提示することで学生が自主的に考える時間を多く確保できるなどのメリットがあると紹介されていました。
少し前、「うんこ」や「おなら」「ハゲ」など、一見教材とミスマッチに感じる題材の漢字ドリルが登場したときも驚きましたが、ICT機器によって学習そのものが変化していることを知り、親である私が価値観を変えていかなければ、と痛感しました。ICT教育が今後どんな進化を遂げ、子どもたちの学習意欲にいかに良い影響を与えてくれるのか、今から楽しみです。