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お祭り好きでなくでも…古くて新しいまつり「松戸宿坂川献灯まつり」

「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事
あんびるえつこ

2018.08.06 広報まつど 平成30年8月1日号 千葉県松戸市

 私の苗字「あんびる」は、漢字で「安蒜」と書きます。見慣れない漢字が使われているため、結婚して安蒜姓になって以来、仕事上ではひらがな表記にしているのですが、千葉県松戸市に古くからある苗字とのこと。今でも松戸市に、天保11年(1840年)に建てられた安蒜家の長屋門が残っています。

 今回は、そんな我が家のルーツでもある松戸市の広報紙『広報まつど 平成30年8月1日号』から、「松戸宿坂川献灯(けんとう)まつり」のお話です。

 松戸市は、今でこそ東京のベットタウンとして知られていますが、もともとは、水戸街道の宿場町として栄えた松戸宿を抱える歴史のある街です。その松戸宿で年中行事としておこなわれていたのが、松龍寺の「とうもろこし市」です。

 坂川の清流復活を期に、その歴史のある「とうもろこし市」と合わせて夏を盛り上げようと「松戸宿坂川献灯まつり」が開催されるようになりました。紹介文には「とうもろこし市をはじめとする江戸時代からの伝統を残しながら、美しさを取り戻した坂川の環境と融合した、次世代に継承する古くて新しいまつり」と書かれています。

 当日は、とうもろこし市、灯篭流しや松龍寺境内の献灯尽くし、昔遊びのゾーンでタイムスリップしたかと思えば、ステージでのライブが用意されていたり、ゆかたでそぞろ歩きするイベントあったり…と、今どきの楽しみ方もできます。

 小さいころから参加していれば、その街の伝統的なお祭りに慣れ親しむことができます。しかし都心に近いと人口の流入流出が激しく、移り住んできたいわゆる新住民が地元の伝統的なお祭りに参加するのは、難しいものです。私の住む東京の下町でも、お祭りにいかに新住民に参加してもらうか…が大きなテーマになっています。地元でのお祭り経験のない新しい住民が参加しやすいよう、お祭りの伝統は伝統として残しながらも、気軽に参加できるコーナーなどとあわせた「古くて新しいまつり」として、進化させていくことが、必要なのかもしれません。

 会場はJR常磐線・新京成線松戸駅近くですから、都心から39分あまりと、松戸の住民でなくても、気軽にでかけられる距離です。都心のお祭りに慣れ親しんでいない人が、夏の夜、ちょっとタイムスリップしに出かけるのにも、ちょうどよさそうです。

 

松戸宿坂川献灯(けんとう)まつり

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル