【働く女性の注目記事】進化する広報紙!ホームページから簡単に多言語翻訳
同じマンションの住民、子どもの学校の同級生、職場など、ここ数年のあいだ身近に暮らす外国人が増えているなぁ、と感じていました。広報まえばし2018年8月15日号「違う文化を持つ私たち 同じまちで共に暮らす」の記事では、市内で働く外国人の職場仲間を通じて、さまざまな国との交流について紹介されています。同じ町に暮らす外国人が増加している環境は、前橋市だけでなく全国各地で起きているそうです。
少し前まで日本で生活する外国人は、暮らしに関する情報量が少ないせいでルールやマナーがわからなくてトラブルにつながることも多かったと聞きます。役所に届け出るさまざまな手続きやゴミ出しなどの生活ルール、災害時の対応や子どもの学校関係など、その町に住まなければわからない決まり事あることを知らなかったり、理解できなかったりすることも数多くあったそうです。
しかし現在は、各地で発行しているほとんどの市区町村の広報紙は、ホームページ上で多言語翻訳できる機能がついています。日本語がわからなくても必要な情報が入手できるようになり、外国人の生活情報が充実してきました。
2020年の東京オリンピックに向けて、訪日外国人も外国人居住者も増加していくことでしょう。誰もが暮らしやすい街にするためには、私たち日本人が主導となり外国人をサポートする意識が大切です。「Are you all right?」と気軽に声を掛け合うことから始めてみるのもいいですね。