【働く女性の注目記事】ブームの兆しを見せる将棋 近日開催の竜王戦に注目!
藤井聡太さんの活躍で、子ども達の間では将棋が流行の兆しを見せています。伝統文化の色合いが強く、とっつきにくいイメージがある将棋ですが、ゲーム好きな現代の子ども達にも意外とすんなり受け入れられたようです。
そんな将棋ファンの人達が心待ちにしているのが、近日開催される竜王戦。竜王戦は七番勝負で、対局はすべて違う開催地で行われます。公募で選ばれた7つの開催地のうちのひとつが京都府の福知山城です。第4局の開催地に決定し、11月24日・25日の両日で対局が行われます。
「広報ふくちやま」9月号には、竜王戦開催記念イベントの数々が掲載されています。指導対局や大盤解説会、子ども向け将棋大会など楽しそうなイベントが目白押しです。また、福知山城の天守閣に特別対局室を整えるための資金をクラウドファンディングで集めるなど、市民総出での盛り上がりが感じられます。こちらは目標金額を上回る200万円を達成したそうです。
福知山城は明智光秀が築いた城です。丘陵の先端に位置する城の姿が、龍が臥している様子に見えることから「臥龍城(がりゅうじょう)」の別名をもつ福知山城。竜王戦の舞台にぴったりのこの地で対戦するのは、羽生善治竜王と広瀬章人八段です。
竜王は全8タイトルの中で最高位に位置づけされています。昨年羽生さんは、竜王戦を制して永世竜王を獲得し、同時に永世7冠を達成、国民栄誉賞を受賞しました。福知山城での対局を初め、将棋界のレジェンド羽生竜王と、激戦を勝ち抜いた広瀬八段の勝負の行方から目が離せません。