暑かった夏が過ぎ、やっと秋らしい気候になりました。秋といえば、全国各地で音楽や美術など文化交流イベントが盛んに催されます。そんなたくさんのイベントの中から、広報なかの平成30年10月号で紹介されている「まちも、きみも、歌いだす。4万ピースのハーモニー 信州なかの音楽祭2018」をピックアップします。

　長野県中野市で開催される「信州なかの音楽祭2018」。10月14日から11月4日の期間に、あらゆるジャンルの音楽を体験・体感できる音楽祭です。「市民参加型」「若手育成」「一流の音楽の鑑賞」をテーマに、合唱あり、クラシックあり、バンドあり、コンサートあり、吹奏楽あり･･･と、参加して楽しみながら、感動を共有するイベントになることを目指しているそうです。

　かくいう私も、地元の吹奏楽団に所属していて、この季節は保育園、幼稚園、福祉施設などへ訪問演奏にうかがう機会を数多くいただきます。音楽に合わせてお客様が歌ってくださる姿に演奏しながら涙があふれることもしばしばで、「やっぱり音楽っていいな」と実感できる嬉しい瞬間です。楽器が弾けなくても、歌うこと、体でリズムを感じることは誰にでもできます。特に合唱は、気軽に参加できるうえ音楽の喜びを満喫できるのではないでしょうか。たくさんの声が重なって、大きな響きとなって広がった瞬間、歌っている人も聞いている人も心が揺さぶられるのが合唱の醍醐味です。

　音楽を通じて新たな感動を共有する時間、おすすめですよ！

まちも、きみも、歌いだす。4万ピースのハーモニー 信州なかの音楽祭2018