セアカゴケグモに注意
外来生物が発見されると、最初は大きなニュースになります。その外来生物が人間に害を及ぼすようなことが尚更です。ですが、いつの間にか、外来生物は「定着」してしまい、ニュースにもならずに忘れられていきます。
その存在が忘れ去られたとしても、外来生物が人間に害を及ぼすことを止めるわけではありません。ですので、人間の側でも、常に注意を払う必要があります。
その注意喚起を行う記事を福岡県大野城市の広報誌に見つけました。
大野城市でも発見されているセアカゴケグモに関する記事がそれです。
セアカゴケグモも最初に日本国内で確認された際には大騒ぎになりました。ですが、今ではそれ程大きく取り上げられることはありません。しかし、セアカゴケグモは毒をもっているので、注意が今でも必要です。
大野城市の広報誌の記事によると、同市内でもセアカゴケグモの生息が確認されています。普段の生活の中で、常にその存在を意識していなければならないかと言うと、そういう訳ではないと思いますが、これから年末にかけて掃除をしたりする機会に遭遇することもあります。
記事によると、その生息場所は、「日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物のくぼみ・穴・裏側・隙間など(自動車、プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中、屋外に置かれた傘・衣服・おもちゃ)に網を張って生息。」とのことで、特にそれらに触れる機会では注意が必要でしょう。
つい忘れてしまいがちですが、外来生物の脅威は常にそこにあります。
大野城市の広報誌はその注意喚起を改めて行ってくれるという意味で大変有用です。