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【働く女性の注目記事】日本語はむずかしい?相手に伝わる言葉を選ぼう


佐藤紀子

2018.11.28 広報みなと 2018年11月21日号 東京都港区

 最近に始まったことではないのですが、今までにも増して、街のいたるところで外国籍の方を見かけることが多くなりました。旅行者というのではなく、日本で暮らしている方々です。
私の家の近くにあるコンビニエンスストアでは、店員さんの半数は外国籍の方ではないかというくらい、大勢の方が働いています。みなさん日本語が上手で、びっくりします。

 生まれたときから日本で暮らしている私達は、当たり前のように使っている日本語ですが、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「敬語」など、様々な要素があり、世界中の言語の中でも、学ぶのが難しいものだと聞いたことがあります。

 普段は生活するのに困らない程度の会話ができる外国籍の方も、災害時など緊急の時には、迅速に状況を理解する必要があります。「広報みなと2018年11月21日号」では、言葉の壁を無くすための取り組みとして「やさしい日本語」が掲載されています。
 「やさしい日本語」とは、文章を短くする、簡単な言葉で表現する、カタカナ語を避けるなどです。また、難しい言葉は具体例を挙げることが大事だそうです。

 これからオリンピックに向けて、多くの外国の方が来日されることが予想されます。ますますグローバル化が進む日本では、ハード面の整備だけではなく、人々の思いやりというソフト面でも対応できるようになりたいものです。
 そして、日本の文化も「やさしい日本語」でお伝えできるようになれたら素敵ですね。

 

「やさしい日本語」および区の取り組みを紹介します

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