市役所での職場体験
主に中学校で職場体験の取り組みが行われています。生徒の受け入れ先は様々ですが、公共機関もそのひとつとなります。
福岡県行橋市の広報には、行橋市役所で職場体験を行った中学生が作成した記事が掲載されていました。市役所の広報係に2日間、2名の中学生が職場体験に訪れたそうで、広報係の仕事を体験するということで記事の作成を行ったようです。
その記事は、市役所で働く職員に対するインタビューで構成されています。市役所の中では様々な仕事があるので、それぞれインタビューをして回るというのは職場を体験するということでは優れた方法であると言えそうです。
普段は、市役所に訪れても、窓口で対応してくれる職員以外と接する機会はあまりありません。ですので、こうしてインタビューを行うことで、話を聞く機会を得るというのは貴重です。想像していた以上に、市役所には様々な仕事があることが分かったのではないでしょうか。
少なくない地域で、その地域の最大の雇用先のひとつが公共機関、特に市役所や県庁という実情があります。そこで、どのような仕事がなされているのか。中学生に限らず、多くの地域の住民にも大きな関心事になるのではないかと思います。
その仕事の一端をうかがい知ることが出来るものとしても、この職場体験を通じて作成された記事は興味深いものです。
なお、マイ広報紙の記事検索で「職場体験」と打ち込んで検索すると、多数の記事がヒットしました。その中には役所以外での職場体験も含まれますが、全国の役所で職場体験が実施されていることが予想されます。