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【働く女性の注目記事】私たちの暮らしを支えるダム見学のすすめ


吉岡朋子

2018.12.12 広報あいかわ 平成30年12月1日号 神奈川県愛川町

今年は数十年に一度というような記録的な大雨により、ダムの役割が注目されました。洪水調整や水資源の確保など、私たちの暮らしを支えてくれるダムですが、観光資源としての一面も持っています。2007年にはダムカードが誕生し、マニアの間では静かなブームになっているようです。

「広報あいかわ」の平成30年12月1日号には、神奈川県の宮ケ瀬ダムの魅力が特集されています。宮ヶ瀬ダムは2000年に完成した関東屈指の大ダムで、4~11月の毎月数回観光放流が行われ、年間160万人以上が訪れるそうです。特集では10月に開催されたナイト放流について詳しく紹介されています。

宮ケ瀬ダムで見られるのは、高低差70mのゲートから放出される毎秒30立方メートルの水の約6分間の放流です。2本の白い水の筋がどんどん太くなって轟音とともに流れるさまは圧巻で、正面に架かる橋からその様子を見ることができます。ダムの近くには公園も整備されており、一日中楽しめそうです。

私は先日、地元の国土交通省が企画した「3大ダムツアー」に参加しました。建設中のダム、試験貯水中のダム、稼働中のダムの内部通路、と3つの視点での見学コースで、ダム建設のロマンや自然保護への思いを感じるとともに、ダムの役割について再認識するよい経験になりました。ダムカードももらいましたが、ダムの造りやマニアックな情報を比較できて興味深いです。

観光放流を行っているダムも各地にあります。ダムに足を運んだことがない方は、是非間近でダムの魅力を確かめてみることをおすすめします。

 

特集 宮ヶ瀬ダムの 新たな魅力を大発見!

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