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自治体の皆さまへ

自分のストレスに気づくこと。

(一社)自治体広報広聴研究所代表、公共コミュニケーション学会理事、元自治体職員、東京都在住
金井茂樹

2019.02.12 広報たかす 平成31年2月号 北海道鷹栖町

厚生労働省が3年ごとに行っている『患者調査』(平成26年)によると、うつ病や統合失調症などの“こころの病気”とよばれる精神疾患の患者は392万人を超えたそうです。平成23年の調査結果から約70万人も増加しています。このような精神疾患の患者数が急増するなかで自治体は様々な取り組みを行っています。

今回は、こころの健康を特集する北海道鷹栖町「広報たかす」の“《特集》健康づくりで幸せづくり『こころの健康を考える』(1)(2)”を取りあげます。この記事は、“こころの病気”とストレスとの関係や病気への対処方法などが丁寧に解説されています。誰しも、強いストレスを受け続けると、“こころの病気”になる可能性があります。その時に大切なことは、自分にストレスがたまっているというサインを知ることだそうです。ここには、その具体的なサインの例が示されています。
・こころのサイン・・・不安や緊張が高まり、イライラ、気分の落ち込み、やる気低下。
・身体のサイン・・・肩こりや頭痛、動悸、息切れ。食欲不振。不眠。めまい、耳鳴り。
・行動面のサイン・・・仕事や家事でのミス。酒・タバコ量の増加。交流を避ける。

自分のストレスに気づくことが、自身の生活を見つめ直すきっかけになるということです。私自身、思い当たることがいくつもあります。このほか、こころの健康に関連した鷹栖町と支援団体の様々な取り組みが紹介されています。

大きなストレスがひとつかかる時よりも、いくつかの小さなストレスが重なった時に、こころへの負担が大きくなるそうです。日常生活の中では気づきにくい小さなストレスであっても注意が必要です。私自身も気をつけたいと思いました。

☆北海道鷹栖町の観光情報
鷹栖町の観光、イベント、グルメ、お土産などを紹介した鷹栖町「観光・イベントガイド」はこちらです。

 

《特集》健康づくりで幸せづくり『こころの健康を考える』(1)

《特集》健康づくりで幸せづくり『こころの健康を考える』(2)

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